学習会詳報
4/23講演会の感想
まず、もっとも心配された動員の面ですが、約1300〜1400人は入っていました。ともかくこの結果を、大いに喜びたいと思います。首都圏のように人口も多くなく(札幌圏と首都圏では20倍近い人口格差があるでしょうから、札幌での千人は東京での1万人以上の価値があると思います)、しょっちゅう講演会が開かれているような素地もなく(あっても数百人規模)、サヨク勢力が強く、マスコミが非協力的で告知の手段が限られているという、きわめて困難な条件の下で、有料のやや硬いテーマの講演会であるにもかかわらず、1000人を軽く超える動員を果たすことができました。
これは事前の予測を上回る成果で、多くのスタッフの想像を絶する尽力の結果であり、また、つくる会の活動への期待がいかに高まっているかを証明したと思います。まったくの手弁当で、本業を別に抱える素人のスタッフが、貴重な時間を割いて活動し、ゼロから試行錯誤を繰り返しながら、企画運
営が行われました。そんな状態からこんなに大きなイベントを、ほぼ滞りなく執り行うことができたことを本当にうれしく思いますし、今後へ大きな自信を与えられました。
心配された北教組の妨害も、たいしたことはなく、北海道新聞・朝日新聞の批判報道も、むしろ宣伝になったようです。当日券での入場者も想像を超える人数になりました。
講演の方は、金美齢さんの軽やかで心意気に満ちた芯の通った話し振りに感動し、大いに勇気付けられました。一方の西尾幹二先生は、学者らしい、聴衆に媚びない、大学の講義のような話し振りで、好対照でした。時間配分にも目配りし、与えられたテーマにも気を遣い、聴衆からの反応に気を配り、サービス精神に満ちた金さんに対し、西尾先生は、主催者と事前に打ち合わせたテーマなど無視してひたすら古代史を語り(「国民の歴史」に沿った内容ではあったが)、時間など気に
するそぶりもみせません。妥協を知らない剛直さが、「国民の歴史」のような大著に結晶したのでしょうが、見方を変えると西尾先生ってかなりわがままなのかも…。
対談の方も、西尾先生が金さんの台湾の話を引き出す役目に回り、それなりにおもしろい対談だったと思いますが、「国民の歴史」はどっかに飛んでいってしまいました。まあ、「国民の歴史」は難しい上に分厚すぎて、中身を討論するのは重すぎるので、この方が良かったのでしょう。講演会全体としては大成功だったと思いますが、聴衆の関心にどれだけ応えることができたか、少し心配です。
ともかく、ご多忙の中、遠く北海道までお越しいただいた両先生に感謝いたします。
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