色々深く考えながら、一日かけて書いたメールマガジンを配信することにしました。
WTCのニュース以外は耳に入らない状態です。いい加減に映画でも見てリラックス
しないと気が滅入ってしまいそうです。

私個人にメールいただくより、皆さんに意見を交換いただいた方が価値あると
思うので、是非「ハーレム日記掲示板」にご意見やご感想を書き込んでください。
既に、もの凄い勢いで意見が交換されてます。
http://bbs1.otd.co.jp/13602/bbs_plain

*****いまだ見つからない家族や友人*****

私のラテン系の友人が見つからないと大騒ぎしていたら、彼の友人のため、いな
くなった家族を探す手伝いをしているという。朝から夜おそくまで、あちこちの
病院を探し回るため会社へ来れないらしい。

あの冗談ばかり言ってる陽気なラテン男が会社に連絡することさえ忘れ、懸命に
探す姿を思うと「一日も早く見つかって欲しい!」と心から願う。

14丁目ユニオンスクエアの広場では、ロウソクや花束が供えられワールドトレー
ドセンターで亡くなった人々の慰霊が行われている。厳かに大きなロウソクに火
を灯す人々。中には涙を拭きながら火を灯す人もいる。それを多くの人々が見守
っていた。

<写真オール・アバウトのサイトより>
http://allabout.co.jp/family/nylife/closeup/CU20010915A/index.htm?FM=ct

付近ではボランティアが救助にあたってる隊員や作業員たちをサポートするため
の物資の寄付を集めていた。衣類やアルコールやバンドエイドなどの医療品。ド
ッグフードまであるので「ドッグフードなんて誰が食べるの?」と不思議に思っ
ていたら、隊員と共に懸命になって生存者を探す『救助犬』のためだった。

人々は、必要なものと思いつくかぎり手にして列をなす。
<ちなみに物資は、既に飽和状態>

掲示板にはMissingと書かれた人々の写真が並ぶ。100階で働いていた男性と書
かれてあるもの。赤ん坊を抱える男性の写真、卒業式のガウンを着た女性の写真。
まだまだ将来はこれからといった若い人が多い。

近くの消防署でも亡くなった隊員のために慰霊にロウソクや花束が供えられていた。
悲しみとは逆に、勇ましい男性が明るく微笑んでいる写真の数々。家族や友人の
つらさが少なからず伝わってくる。静かに手を合わせた。そして「感情論でなく、
多くの犠牲者を出したテロの背景を冷静に考えなければ」と自分にいい聞かせる。

一方でアメリカ人は、テロに対する憎しみと共に愛国心も目覚めたようだ。星条
旗を手にした男性。バックパックに小さな星条旗をつけてる若者。首から星条旗
のスカーフを巻いた黒人男性。スーパーの壁にはアメリカよ、今こそ立ち上がる
時だ!といったような言葉が書かれているポスター。戦争への闘志を湧かすよう
なフレーズにムシズが走った。

アメリカ人の全てが戦争を望んでいるのではない。わかっていないというのが現
実だ。バージニア州の友人ベスは「戦争すべきかどうかは、わからない。ってい
うのが本当の気持ち。もし戦争になったとしてもテロの黒幕を追いつめて・・・
一般の人々に被害が及ばなければいいのだけど。とにかく不安ね」と答えた。

テロのボスを抹殺するためにはアメリカは湾岸戦争同様に民間人を巻き込むに
違いない。戦災を受けた側の状況に関してアメリカでは報道されない。空爆の正
当性のみを論じ、巧みに国民の正義感をくすぐるのだ。

その上、戦場になったことのないアメリカは、戦争になっても自国の領域が戦場
になるはずがないと信じているから、戦争で事を済ませようとする。

何もアメリカが正義ではない。イスラム教の聖地を守ろうとするイスラム原理主
義者が悪だとも思えない。もちろんテロは確かに罪深い。だが原点に返ればアメ
リカ軍が世界のポリス面して土足で聖地メッカに駐留する必要がどこにあったの
だろうか? イスラム原理主義者に戦争によって制裁を加えようとしているアメ
リカ軍は正しいのだろうか?

アメリカ政府は報復の軍事行動としてアフガニスタンだけでなくイラク・イラン
などテロ支援国家に及ぶ可能性を示唆している。一方、日本、インド、サウジア
ラビア、モロッコの協力を要請している。他国まで巻き込んで本格的な第三次世
界大戦でも始めようかという勢いだ。不安がつのる。なんとか戦争にならないよ
う祈るばかりである。

パキスタン英字紙報道によると、14日イスラム原理主義勢力タリバンは、米軍が
アフガニスタンを攻撃した場合、「自衛のためいかなる犠牲も払う用意がある。
あらゆる手段を使って報復に出る」と表明したという。

彼等がマンハッタンに、アメリカ本土に再び報復にやってきたときの覚悟が、ア
メリカにはあるのだろうか? アメリカは自国が戦場になることを抜きにして考
えている。戦争は制裁ではなく殺し合いなのだ。

端的にいえば、戦争が始まれば、こうしてマンハッタンで記事を書いている私だ
って死を目前にしていることを覚悟する必要さえある。戦争によって家族や友人
そして自らが死ぬ可能性だってあるということを各個人がイメージして欲しい。

戦地に行く者<軍人ばかりでなく、医療機関、報道その他の人も同様>を除き
アメリカで戦争を支持する者たちは、戦争によって自分が犠牲者になることを
想像することなどできない。自が戦場へ行かなければならない者の立場に立つ
ことができない。戦場へ向かう者の家族の気持ちを、戦場となり得る場所に住む
人々の恐怖を察することができないに違いない。

無責任にUSAを叫び、正義をふりかざす。

目には見えないけどインターネットを使って、離れている人と人との気持ちを合
わせていくことが可能なら、このメッセージを読んだ人が、一人でも多く反戦の
思いをふくらませてくれることを願う。小さな力だとはわかっていても今こそ
私たち一人一人が呼びかけていかなければ世の中は変わらない。

戦争反対!


作者より
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ハーレム日記読者の方が教えてくれました。署名ボードです。
アメリカ人だって皆が戦争を望んでないことを知ることができます。
是非、私たちも署名しましょう!

CALL FOR PEACE & JUSTICE!
http://www.thepetitionsite.com/takeaction/224622495

We demand that the President maintain the civil liberties of all U.S. residents, protect the human rights of all people at home and abroad, and guarantee that this attempted attack on the principles and freedoms of the United States will not succeed.

We plead for a thorough investigation of the terrorist events before any retaliation.

We call for PEACE and JUSTICE, not revenge.





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