作者より
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なんと(株)サイブロさんがオンデマンド出版
http://www.bookpark.ne.jp/melma/
とやらで本を出してくれるそうだ。
いよいよ「ハーレム日記」書籍化の夢が実現する!
発売開始は12月中旬を予定してます。な、な、なんと上・下巻になるらしい。
そのうち夢のTVタックル出演も可能か?
「ウェブから生まれた本で大ヒットを記録した『ハーレム日記』を書いたエグい
ライター弘恵ベイリー〜〜〜」ヒットすることばかりを夢見てるのだが、それは
わかんない。読者の皆さんがご購入くださらないことには話にならん!ってこと
なのです。
本にはハーレムマップや写真を掲載する予定。アンダーグランドなガイドブック
としての利用も可能にするよん。やっぱり夢は実現するのね神様。そうです夢を
実現するためには、自分の夢をイメージすることから始まり、それに向かって行
動あるのみなのです。こうして私は夢を実現させてきました。
今は本が大ヒットすることを夢見る私。
さて今回は自分の夢を叶えてきた女性を紹介しましょう。
*****ハーレムの公共ラジオ局WHCR90.3FMのDJタミーちゃん*****
タミーちゃん(私と同い年の日本女性)はハーレムのシティーカレッジ内に
スタジオがあるWHCR90.3FMのDJだ。この番組はハーレムを中心にマンハッタンに
ジャズを流している。彼女はジャズに詳しい上、ジャズを演奏する女性。
以前、私が書いた「アクセントってカッコいい!」
http://members.aol.com/hiroem/Nikki/Nikki137.htm
本人に知らせてくれた方がいてくれたおかげで、ご本人とお会いすることができ
た。偶然、インタビューの仕事がきたので彼女にインタビューすることに決めた。
インタビュー当日はカメラマンと共にシティーカレッジに潜入。小柄な彼女は、
いくつになっても子供のままでいそうな雰囲気のカワイイ人だった。子供の頃か
らピアノやエレクトーンを演奏していたらしく、日本ではヤマハの講師そしてプ
レーヤーだったという。
WHCRは大学の中にあるスタジオなので、ラジオ局といってもコンパクト。ジャ
ズが、次々と流れている。
タミーちゃんの経歴は、もの凄い。これは取材した本にも掲載されるが、ジャズ
を知ってる人なら悲鳴をあげるほどの実力と、恵まれた環境にあるといえるだろ
う。
バークリー音楽大学を3年で卒業。毎年、優秀な生徒に与えられるアワードを3
年間で、3回とも彼女が手中に収めた。なので当然のごとくスカラーシップも貰
っていた。現在はニューヨーク・シティーカレッジの大学院に在学中。有名なジ
ャズ・ベーシストであるロン・カーター教授に教わっている。
タミーちゃんがプロのジャズ・プレーヤーを集めたTammy Shoji Jazztetは彼女
がリーダー。タミーちゃんを除けばブラックの男性ばかりのバンド。オリジナル
曲を中心にジャズ・クラブやイベントで演奏している。
こんなもんで驚いちゃーいけない。彼女はデューク・エリントンが演奏してたジ
ャズ教会でデューク・エリントンが寄付したピアノを使って演奏するほどの腕前
なのだ。日本人なのに凄い〜!と感激してしまった。そういう私は残念ながら、
まだ彼女の演奏を聞いてない・・・。
いつもいつも読者からジャズに関して問い合わせがあるが、私じゃわかんないの
でタミーちゃんに直接聞いてくださいって感じだ。なんと彼女の声は日本でも聞
けるらしい。FM東京More Cool Jazzに月一回NYジャズのシーンを電話でレポ
ートしてるというから。
さてさて、WHCRには迫力満点なアジャコングのようなブラックの女性(DJも
やる)カサンドラがいた。タミーちゃんと話してるとカサンドラがクマでタミー
ちゃんがアライグマくらいの体格の差を感じる。クマは突然しゃべり出したかと
思うと止まらないようで、次々と喋りまくる。
「私はジャズだったら何でも知ってるのよ。ジャズの演奏ダンスも演奏もジャズ
のトークも何だってできる。ジャズは元々、ブラックが即興で演奏してるってと
ころに味わいがあるものよ。そのうち『ブラックが作ったクラシックがジャズだ』
というカテゴリーで括られてしまったわ。」
「そもそもブラックの人たちは一部でジャズを受け入れなかった。ブラックの世
界でのジャズはセクシーな意味だったのよ。信仰心のあつい人はジャズを嫌って
たわ。ゴスペル、スピリチャル、ソウルミュージックにヒップホップ。これがブ
ラックが好きなジャンルなの。」
「私には本当にいいジャズと、エンターテイメントのジャズとの区別がつくの。
ジャズは、ほとんどブラックが演奏して白人がお金を得るためだけのエンターテ
イメントになってしまってるけどね。たとえばジェームス・ブラウン、彼はブラ
ックばかりの観衆の前でやるショーと、ブラックと白人が融合した観衆の前でや
るショーでは違うの。ほとんどのブラックのアーティストがそうだわ。もちろん
ブラックは皆、その違いをわかってるのよ。」
そういえば、まだまだゲットーなブラックの兄ちゃんで賑わうラップの世界って
下品だ。ラッパーの周りには必ずグラマー姉ちゃんが踊ってるもの。あまりに水
着のパンツの切れ込みが激しいのでボカシまで入ってるミュージック・ビデオを
作ってる奴もいるくらいだ。
ついでにブラックのクラブのダンスも昔から腰を使ってセックスに近い動きで、
かなりエロい。ブラックのクラブに行くと若い男性が当然のように秘部を押し当
ててくるのに驚かされたものだった。動物くんに限りなく近いメスの気を惹くた
めの繁殖の営みの一部と勝手に判断していたが・・・。
とはいえ、ラップの世界にも白人アーティストや観衆が増えてきて、若い白人の
ための文化という形で侵食されてきた。ブラックは、それでも新しい音を探求し
つづけている。和風の弦楽器音が入ったり、コンピューターゲームのような音が
入るというのも最近の主流だ。
ダンスも肩をガクガクと動かして、コンニャクのような妙な動きをする。ハーレ
ムの子供たちがやっているのを見て、身体に虫がいるのかと心配した。ボビー・
ブラウンが流行らせた、足を後ろに蹴ってスリップするステップなんて今ごろや
ってたら笑われそうだ。肩動かす練習しなくちゃ〜。
そこのあなたもご一緒に?右肩上げて、左肩を同時に下げる。左肩上げて、右肩
を同時に下げる。ソレッ、ミギッ、ヒダリッ、ミギッ、ヒダリッ、パンパンパン
ッ!肩こりに効果的ですぞ。

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