このページでは、読書中に見つけ刺激を受けた文章を紹介します。
「負けることに耐えられず、潔さを失ったならば、将棋界から立ち去り、勝負から遠ざかるべきだ。」 (谷川浩司著 「集中力」角川oneテーマ21 より)
「私には天与の体力がある。たぶん、そうなのでしょう。しかし、体力と技術を対立させる考え方にはくみしません。分けてみるのは正しくない。それが一体となればこそ、自立した一流の選手であるのだと考えるからです。『力と体に恵まれた者は技術の鍛錬を怠りがちだ』という指摘があります。それには、こう答えたい。『力だけで勝てるのなら、それも自由だ。しかし私はそうではない』と。実際に私だって力だけでは勝てなかった。だから技術を会得しなくてはと考えました。もちろん、そこへ導いてくれたのはコーチの尽力です。」 アレキサンダー・カレリン (「Number464号」文芸春秋 より)
あなたにとっての潜水とは。「スポーツを超える存在だ。哲学。瞑想。つまり、すべて」「もちろんスポーツでもある。やはりスポーツなのだ。そのことを忘れてはならない」 エンツォ・マイオルカ (「スポーツ20世紀4号」ベースボール・マガジン社 より)
「水泳に対するコミットメントがあれば、泳ぎたいと心から思っている自分自身に気づくことでしょう。泳ぐことを強要されているわけではありませんね。あなたは既に泳ぐと決めているのです。水泳に対してコミット(専心)したなら、『本当にこれでいいのだろうか?』『何でこんなことしているんだろう?』『何でここにいるんだろう?』といった意味のない質問を自分に投げかけるべきではありません。泳ぐ理由をあなたは知っているのですから。」 (キース・ベル著 「水泳のメンタルトレーニング」大修館書店 より)
「辛抱強いことは弱いこととは違うし、戦略的レース運びをするのは全力を出しきらないのとは違う。」 (ランス・アームストロング著 「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」講談社 より)
「自信が、よいゴルフにとって決定的意味を持つ。自信とは、ゴルファーが自分について考えていることの総和である。」 (ボブ・ロテラ著 「私が変わればゴルフが変わる」飛鳥新社 より)
「実は、日本人はスピードに対する感覚が非常に鈍い。トップスピードで走るか、歩くぐらいのスピードか、思いっきりやるか、やらないかという極端な選択をしているように見える。四分の三スピードなどという中間のスピード感がほとんどないのだ。」「ゲームが、スリークォータースピードからトップスピードの間で構成されれば、スピーディーなゲーム展開となるだろう。」 (平尾誠二著 「勝者のシステム」講談社+α文庫 より)
「『ラグビーというスポーツを理解すればするほど、いま、自分が何をしなければならないかがわかるようになる。目の前にあるボールを必死になって奪わなければならない瞬間、全力を出して走らなければならない瞬間、逆に、少しくらい体を休ませてもいい瞬間などが、理解できるようになる。それが理解できれば、ここぞというときの気合、根性、精神力というべきものが発揮できるようになる』平尾は、それを(ちょっとジョークの意を込めて)『科学的根性』という。」 (玉木正之著 「スポーツとは何か」講談社現代新書 より)
「力を抜くのは関節技でも有効だ。大抵の選手は腕を取られたら、怖くて力を入れてしまう。それが結局、自分の関節の余裕の範囲を小さくしてしまうのだ。ところが完全に力を抜いてしまえば、相手は逆に極めにくくなる。」「原理は簡単でも、これを実践するのは難しい。『折られてもいい』と思わなければ、力を抜くことが出来ないからだ。私にはそれが出来る。闘いの中なら、折ることも、折られることもすべて受け入れられる。」 (猪木寛至著 「アントニオ猪木自伝」新潮文庫 より)
「私にとっては、本能的な用心なのだ。空手の修行が、私に、そんな第二の本能を植えつけたのかもしれない。ある意味では、空手が私を、臆病な人間にしてしまったともいえそうだ。」 (大山倍達著 「世界ケンカ旅」徳間文庫 より)
「『勘に頼る』と『勘を働かせる』のは違う」 (森祗晶著 「二勝一敗の人生哲学」講談社+α文庫 より)
「優れたプレーヤーはペナルティエリアの中からラストパスを出す。」 ヨハン・クライフ (フリーツ・バーランド ヘンク・ファンドープ著 「ヨハン・クライフ―『美しく勝利せよ』」二見書房 より)
「勝負を職業としていて、いつも調子がいいということはあり得ない。そうした初歩的なことも知らないで、どうして勝ち抜き、高い勝率をあげていくことができるであろうか。」 (大山康晴著 「勝負のこころ」PHP文庫 より)
「長時間にわたる対局では、どんなに優れた棋士でも、一瞬とはいえ自分を敗者として意識したり、弱気になる時が訪れる。人間である以上、それは当然のことだが、一流棋士たちはそんな状態を決して長くは引きずらない。」 (島朗著 「純粋なるもの」新潮文庫 より)
「けれど、本当の強さというものは、誰のものでもない。全ての棋士が、一生懸命になって追いかけていくものです。その過程の副産物として、誰かが結果的にタイトルを預かる、というだけなんです。」 (藤沢秀行・米長邦雄 「勝負の極北」クレスト社 より)
「(宗)茂は強いマラソンランナーを語るとき『無欲で走れてしまうランナーでなく、欲を持ってレースに臨み、それを乗り越えて勝てるランナーでなくてはならない』と言う。」 (「別冊宝島458 マラソンに勝つ。」宝島社 より)
「ロボットは完璧にはなれない。人間だからこそ、完璧になることができるんだ。なぜなら、人間には理想を求める意志がある。憧れを抱くべき対象がある。しかし、ロボットにそれがあるだろうか。」「自らを開発すること。それを休まずにやり続けることによって、一歩でも完璧に近づくことができるんだ。」 ユーリ・アルバチャコフ (二宮清純著 「スポーツ名勝負物語」講談社現代新書 より)
「成長に対して現役であれ」 (高岡英夫 「武道を読む」恵雅堂出版 より)
「気の持ち方で、『苦手意識』が『問題意識』に変わり、やがて『苦手な相手』が『勝てる相手』に変わるはずです。」 (岡沢祥訓著 「メンタルを考えよう」卓球王国ブックス より)
「苦手意識を持つ前に、準備できる人間になろうではないか。」 (君原健二著 『人生の走り方』勁文社 より)
「'63年にこのコースに立った時、道路に隣接するコースに1本の電柱が目についた。しかし'74年の同じ場所に電柱の姿はなかった。」「わたしはこの経験から、『体験はヒントでしかない』『実地の検分を試合に生かす』ことを新しい教訓とした。」 (ジャック・ニクラウス著 「勝利の決断19条」小学館 より)
「しかしながら、最終結果、総合評価が出るのは、キャリアの最後である。1人のプレーヤーについての決定的な判断は、最後まで避けるべきである。重大な欠陥はなくなっていくものである。プレーヤーは徐々にでき事をより良く分析できるようになり、自分の行動をより良くコントロールできるようになるからである。このような進歩は晩年になって現れてくる。」 (ジェラール・ウリエ ジャック・クルボアジェ著 「フランスサッカーのプロフェッショナル・コーチング」大修館書店 より)
「自分の実力の80パーセントを信じよ」 (山田久志著 「プロ野球 勝負強さの育て方」PHP文庫 より)
「これをやったら劇的にうまくなるということはない。でも、うまくなるときは劇的にうまくなるんです。」 (古田敦也・周防正行 「古田式」太田出版 より)
「『少なくとも維持する程度の努力はしているのに、見かけ上、能力が前進しない』という焦りに囚われそうになったときは、『後退していなければ前進している!』とみずからに言い聞かせることが必要なのである。」 (岡本浩一著 「上達の法則」PHP新書 より)
「つまり、ラスベガスみたいなところではまっていく人というのは、必ず『前日の負けを取り戻そう』という思考パターンの持ち主で、雪だるま式に借金がどんどん増えていくんです。」 (谷川浩司・谷岡一郎著 「勝負運の法則」PHP研究所 より)
「あなたは、どのぐらいラリーを続けたいと思っているのですか?」「10回でも続けばいいと、いつも思っている」。「たった10球? そんなこと言わないで、100球とか、もっと永遠にとか、思いませんか」「でもそれは不可能でしょう」「いえ、私は目標のことを言っているのではなく、方向性の話をしているのです。永続的にミスをしないという方向に足を踏み出すのは嫌ですか?」「そういうことならよくわかります」。「じゃあ、やってみましょう」 (W・T・ガルウェイ著 「新インナーゴルフ」日刊スポーツ出版社 より)
心のフォロースルー 「シュートの時に、最後まで腕を伸ばしてフォロースルーしなければならないように、集中するときにもフォロースルー(最後まで気を抜かないこと)が必要である。シュートのボールを放す時に、バスケットへ集中し続けなければならない。」「バスケットへ集中し続けることによって、あまりにも早い注意の切り替えが避けられるのだ。」 (ジェイ・マイクス著 「バスケットボールのメンタルトレーニング」大修館書店 より)
「ウオームアップが完了してから体は真実を語り始めます。走ることに抵抗していた体の声が、その時には静かになっている方が圧倒的に多いはずです。」「レースが近づくと思考が少し変になります。何でもないことを大げさに考えてしまうのです。」 (ジョー・ヘンダーソン著 「ランナーのメンタルトレーニング」大修館書店 より)
「すべての野球選手にとって、もっとも偉大な挑戦は、スランプを受け入れ、そして戦うことである。」 (H・Aドルフマン カール・キュール著 「野球のメンタルトレーニング」大修館書店 より)
* 棚の一段目はいっぱいになりました。二段目へ。