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健康知識


このスペースは、当院が日常治療に当って、患者さんから聞かれた質問、及び患者さんに伝えたいことを、質問(Q)と回答(A)の方式でご紹介します。
内容に対して、読者の皆様がご感想やご質問がございましたら、E-メールでお寄せくだされば、幸いです。



Q 漢方って、毒性や副作用がないですか。
A 厳密にいえば、そうではない。
遠い昔から我々先祖が使用してきた漢方の数は数百種類に上り、その中の大部分は安全であることが経験的に証明された。しかし、ごく数少ないとはいえ、毒性、副作用のある漢方もあります。
ですから、漢方を使用する際は、漢方専門知識を持つ医師や薬剤師とご相談されるといいです。
ちなみに、中国のダイエット食品の健康被害は、漢方の中に混ぜていた化学薬品の毒性によるものであって、漢方そのものの毒性とは違います。


Q 風邪の漢方といえば、葛根湯ですよね?
A 風邪はいろいろなタイプがあって、それぞれのタイプに適応する漢方があります。
葛根湯は主に後頭部や首のこわばりのある風邪に適しており、寒気や、鼻水の出るタイプでは麻黄湯という漢方がいいです。


Q 肥満になりやすい人って、水を飲んでも太るのですか。
A いいえ、そんなことはないです。
肥満は、生体のエネルギー供給が消耗を上回ることによって、体内に脂肪が過剰に蓄積されるために体重が正常範囲を超越した状態である。
水は、エネルギー源ではないため、いくら飲んでも、脂肪に転換することはないため、太ることはありません。


Q 体を見ただけで、どうして貧血って分かるのですか。
A 貧血の場合、血液の色が薄くなります。僅かな程度では検査しないと分かりませんが、それ以上の貧血だと、体表に血の気が薄くなる箇所が現れ、肉眼で確認できます。場所は、爪、結膜、舌等。


Q 副作用という言葉ってよく聞くけど、具体的にどういう意味ですか。
A 副作用とは、治療の目的以外の作用である。
例えば、血液の固まりを防ぐ‘ワーファリン’が、当然ながら、血液の凝固能力を下げるため、体に出血しやすい状態をもたらす。我々が、血栓予防のために‘ワーフェリン’を使うのであって、体に出血させるために使うのではない。従って、出血傾向は副作用である。
ひとつの薬が、よほど効果が単純でない限り、大体副作用があると思って間違いない。食事だって、“飢餓”を“治療”する効果がある一方、肥満をもたらす“副作用”がある。


Q 鍼灸治療って、健康保険使えますか。
A はい、厚生労働省規定により、以下の疾患であって、かつお医者さんの同意又は診断書が得られるなら、健康保険(勿論老人保険も)での鍼灸治療が受けられます:腰痛症・神経痛・リウマチ・変形性膝関節症・五十肩・頚腕症候群・頚椎捻挫後遺症。医師の同意は所定の用紙がありますので、通い予定の鍼灸院にお問い合わせください。