DDRマザーで再挑戦−CPU耐性が伸びた!
   ASUS−P4B266で1.6AG@2.72G起動,
                        2.688G常用可能!


1 再挑戦決定

 どうも1.6Aの耐性実験を行ってきて,しっくり来なかった。どれも2.5Gはいくが845マザー,850マザーともに同じくらいのクロックで頭打ち。先日ご報告したようにTH7−2においては挙動不審。常用点を見いだすのが難しかった。CPUはというとなにやら不完全燃焼のような感じ。「まだまだいっておかしくないのに?」というのが率直な感想であった。オーバークロックサイトでは2.6Gを越える報告も珍しくない。「何かおかしい。1個は2.5Gを優に超えてもおかしくないのでは?」でも実験する環境が3月の引越のため整わない。妙ないらだちを感じた。さらに転勤が追い打ちをかけた。このサイトの更新もままならなかったからだ。
 「まだまだいける,マザーを換えたらいいのでは?」と何度となく夢に見るくらい頭をよぎった。そうこうするうちに,引越のため一端契約が切れていたADSLが再度仮住まいに開通した。久々によい環境を手に入れADSL用にPCを繋ぎつつ「よし,マザーボードを換えてみるか?CPUは手持ちの1.6Aで再挑戦だ!」という思いが強くなり,足は車に向かっていた。
 店で,「ASUS−P4B266は安定していますか?」と訪ねると「このマザーボードは私はしっかり研究したのですが,なかなかくせ者ですね?」という回答だった。「どんな癖?」,「メモリーを選びますね。通常の使い方なら問題ないのですが,オーバークロックで使用するには手強いですよ」という私の挑戦を退けるかのような強烈な回答。「何とか挑戦したい,メモリーはちなみに何がいいですか?」,「バルクはやめた方がいいですね。不具合で私も困りました。」「PC2100なら何がいい?」,「センチュリーなら安定しています。」「バンクも選ぶ?」,「そうですね,バンク1ならいいでしょう」「耐性はどうかな?」,「耐性はいいと思います。」と言いながらチップをチェックする。「1枚差しがいいですね,ダブルですし,XP何かのことを考えれば,512MBでしょう」
 といったやりとりで,「よし挑戦しましょう,ASUS−P4B266とセンチュリーの512MBメモリーを下さい。」購入してしまった。手持ちのCPUがさらに耐性を伸ばせるとは限らないのに。しかし,納得行くまで空冷実験をしてきた経緯からは前進あるのみである。「よし,やるぞ!」

2 耐性実験スペック

  パーツ              スペック
  CPU       PEN4−1.6A−SL668−1.6AG−L151A186
  CPUFAN アルファPAL8942M81−高速FAN
  マザーボード ASUS−P4B266 リビジョン2.01
  MEMORY センチュリーPC2100,CL2.5,512MB
  HDD IBM−DLTA307030−ATA100
  VGA Geforce2−MX
  電源 Aopen300W
  OS Windows Me

3 耐性実験経過
ベースクロック コア電圧 I/O電圧 起動クロック WIN起動 PI メモリー設定 その他
  145M 1.5V  3.3V  2.320G    OK 計測せず 最速設定 定格起動
  146M 1.525V   ↓ 2.3235G     ↓     ↓    ↓ まずまず
  148M 1.55V   ↓ 2.3673G     ↓    ↓ よい感触
  149M 1.575V   ↓ 2.3842G     ↓ 1分16秒    ↓ PIはまずまず
  152M 1.6V   ↓ 2.43188G     ↓    ↓    ↓ コアUP
  154M 1.625V   ↓ 2.47399G     ↓ 1分15秒    ↓ コアUP続く
  156M 1.65V   ↓ 2.49648G     ↓    ↓    ↓     ↓
  157M 1.675V   ↓ 2.51237G     ↓ 計測せず    ↓     ↓
  158M 1.7V   ↓ 2.52763G     ↓ 1分14秒    ↓ 以前の最高起動
  160M 1.725V   ↓ 2.5607G     ↓    ↓    ↓ PIもとれ安定   
  162M 1.75V   ↓ 2.5912G     ↓ 1分13秒    ↓     ↓    
  164M 1.775V   ↓ 2.623G     ↓    ↓    ↓ 2.6G越え達成
  165M 1.8V   ↓ 2.63999G     ↓    ↓    ↓ ここからどきどき!
  166M    ↓   ↓ 2.65576G     ↓ 1分12秒    ↓      ↓
  167M 1.825V   ↓ 2.673G     ↓    ↓    ↓ 再起動2回
  168M    ↓   ↓ 2.688G     ↓ 1分 9秒    ↓     ↓
  169M 1.85V   ↓ 2.705G     ↓ 9ループNG 2.7G越え
  170M    ↓   ↓ 2.71971G     ↓ 9ループNG 最高起動

 実に本当にスムースにクロックを上げることができた。TH7−2のときとは気持ちの上で非常に安定して実験をすることができた。思った以上にPIもいい値が出たと思う。実は171M以上もいけそうな気配だが,今回は実験を見送った。
 というのも他の1.6Aをこのマザーボードで再度耐性を調べたくなったからである。この文はその実験の合間にノートパソコンで書いている。2個目の1.6Aも160Mを軽く越えている。155Mがようようであったのが....。3個目はまだ実験していない。今後このサイトでご報告したいと思っている。再挑戦実験をするため今回はこの辺で。
 あきらめずに挑戦することの大切さを思い知らされました。では,では。

4 DATA